東京都23区で私立中学への進学率がどうなっているのかなぁと自分のこどもが中学受験なので調べてみました。文京区や中央区港区の40%以上は異常ですよね。

東京都教育委員会が発表した最新(2024年3月卒業生/令和6年度公表)の調査結果に基づき、東京23区すべての私立中学校進学率をまとめました。

この数値は「公立小学校を卒業した児童のうち、私立中学校へ進学した者の割合」を示しています(国立・都立・区立一貫校への進学者は含みません)。


東京23区 私立中学校進学率(全23区データ)

23区全体の平均は**26.0%**前後となっており、上位と下位では約3倍の開きがあります。

順位区名私立進学率順位区名私立進学率
1文京区49.50%13練馬区22.58%
2中央区43.14%14荒川区22.31%
3港区42.47%15北区21.90%
4目黒区39.43%16墨田区21.14%
5千代田区37.50%17江東区20.89%
6渋谷区36.53%18板橋区19.46%
7世田谷区35.44%19大田区19.33%
8新宿区34.85%20葛飾区17.56%
9杉並区32.69%21江戸川区14.88%
10豊島区32.06%22足立区13.43%
11品川区27.67%23江戸川区
12中野区27.42%-(23区平均)26.11%

注記: 足立区・江戸川区・葛飾区については年によって順位が僅かに前後しますが、概ね10%〜17%の間で推移しています。また、国立中学校への進学を含めると、文京区などは50%を超えます。


データの傾向と読み解き

1. 「文京・中央・港」の圧倒的な高さ

この3区は「公立小1クラス30人のうち、13〜15人が私立へ行く」という計算になります。周囲の多くが塾に通い受験をするため、中学受験が「特別なこと」ではなく「標準的な選択肢」として定着しています。

2. 「都心から東・北」へのグラデーション

進学率は、山手線の西側や都心部で高く、東側(城東エリア)や北側(城北エリア)で相対的に低くなる傾向があります。ただし、近年は江東区(湾岸エリア)や足立区(千住エリア)など、再開発で現役世代の流入が多い地域では、局所的に進学率が急上昇している小学校も見られます。

3. 「私立」以外への選択肢

この数字には都立中高一貫校(小石川・両国・白鴎など)への進学者は含まれていません。これらを含めると、特に江東区や荒川区、墨田区などでは「地元の中学以外の選択肢」を取る子の割合はさらに数パーセント上積みされます。